こんにちは!
今回は刀装具(鍔 縁頭 目貫)の買取について弊社査定人の末高に聞いてみましょう。
今回は刀装具(鍔 縁頭 目貫)の買取について弊社査定人の末高に聞いてみましょう。


こんちには。
日本刀の買取に引続き刀装具の高価買取についてお話します。
日本刀の買取に引続き刀装具の高価買取についてお話します。
日本刀の買取についてはこちらを御覧ください
日本刀の買取について
日本刀の買取について


刀装具と言うと耳馴染みが無いですが、鍔と聞くと思い浮かぶ方が多いかもしれません。
材質は鉄や銅が多く鋼や赤銅なども使われます。
高級な物になると金や銀が用いられ、緻密な彫刻が施された物もあります。
今回は実際の写真を見ながら説明していきます。
材質は鉄や銅が多く鋼や赤銅なども使われます。
高級な物になると金や銀が用いられ、緻密な彫刻が施された物もあります。
今回は実際の写真を見ながら説明していきます。
よろしくお願いします。


今回の写真に使うのはこの短刀用の拵一式です。刀身は別に保存用の白鞘に収めてあります。
いつも見慣れたのとは少し違いますね。


この鞘は鮫の皮が使われていて、通常の武士では無く位の高い人が持つ物に近いですね。
なるほど!


さて、これをバラバラにしていきます。
お願いします。


目釘を外してそれぞれに分類した状態となります。
上から鞘、刀身(木製)
下の左から柄、目釘、切羽(2枚)、鍔 となります。
上から鞘、刀身(木製)
下の左から柄、目釘、切羽(2枚)、鍔 となります。
おぉー!


真剣が入っている場合には十分に注意し、刀身を素手で触らないように外して行きます。
安全第一ですね。


ここからはそれぞれの写真と名称や用途を説明します。
まずは前出の鞘です。刀身を収め、小柄や笄を収納できる物もあります。
写真の鞘の右上の部分に小柄が収納されているのが見えると思います。
まずは前出の鞘です。刀身を収め、小柄や笄を収納できる物もあります。
写真の鞘の右上の部分に小柄が収納されているのが見えると思います。
ありました!


これは鍔と切羽となります。
鍔は刀身と柄の間に位置し、自分の刀身や相手の刀身から手を保護する役割を持ちます。
作者の銘が刻んである鍔もあり、作者の銘次第では高額で取引されている物もあります。
この鍔は鮑に犬という有名な題材になります。読み取れませんが銘も刻んであり、透彫と呼ばれる技法で作成され高価な部類に入ります。
切羽は鍔がガタつく時に間に挟んで使います。拵によっては切羽を使っていない物もあります。
鍔は刀身と柄の間に位置し、自分の刀身や相手の刀身から手を保護する役割を持ちます。
作者の銘が刻んである鍔もあり、作者の銘次第では高額で取引されている物もあります。
この鍔は鮑に犬という有名な題材になります。読み取れませんが銘も刻んであり、透彫と呼ばれる技法で作成され高価な部類に入ります。
切羽は鍔がガタつく時に間に挟んで使います。拵によっては切羽を使っていない物もあります。
鍔競り合いの語源ですね。


こちらは縁頭と目貫になります。
いずれも柄に装着するもので、鍔の部分に使うのが縁、柄の端に使うのが頭で一組で用いられます。
目貫は柄の中ほどに設置し、表と裏のペアで用いられます。
縁頭と目貫の一揃いが同じ作者、同じデザインで作られた物を一作物と呼んだりします。
いずれも柄に装着するもので、鍔の部分に使うのが縁、柄の端に使うのが頭で一組で用いられます。
目貫は柄の中ほどに設置し、表と裏のペアで用いられます。
縁頭と目貫の一揃いが同じ作者、同じデザインで作られた物を一作物と呼んだりします。
なるほど!


これは小柄と言い、鞘の脇に装着する物です。
小柄の刃の部分を穂といい、作者の銘が掘ってある物もあります。
写真の小柄は「泉州堺鍛冶司作之」となっています。
小柄の刃の部分を穂といい、作者の銘が掘ってある物もあります。
写真の小柄は「泉州堺鍛冶司作之」となっています。
ほぉー


今回は以上となります。
刀装具も刀剣と同じように「公益財団法人 日本美術刀剣保存協会」が審査し、刀装具の内容に対して貴重・特別貴重・重要・特別重要の鑑定書を発行しています。
弊社の買取に置いても時代、作者、作行き、全体の雰囲気等を考慮し、お客様にご納得頂ける査定をしております。
刀装具も刀剣と同じように「公益財団法人 日本美術刀剣保存協会」が審査し、刀装具の内容に対して貴重・特別貴重・重要・特別重要の鑑定書を発行しています。
弊社の買取に置いても時代、作者、作行き、全体の雰囲気等を考慮し、お客様にご納得頂ける査定をしております。
刀剣や刀装具をお売りになる際には是非お声をお掛け下さい。


お待ちしております。
次回は槍や薙刀などの長柄物についてお話致します。
次回は槍や薙刀などの長柄物についてお話致します。
有難う御座いました。

よくある質問とその回答
日本刀が有るのですが、登録証が見当たりません。買取は可能ですか?
日本刀や槍などの刀剣類・火縄銃などの古式銃砲は「銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)」などにより銃砲刀剣類登録証が無い物は所持及び所有の移転が行えません。
遺品整理等で古い家や蔵から日本刀等を発見した場合には所定の手続きが御座いますので、まず最初に所轄の警察署へ発見届出をし、登録証を発行頂いた後の買取となります。
登録済みで登録証が見つからない又は紛失してしまった場合には、発見時と同様に所轄の警察署へ届出をし再発行を行って頂いた後の買取となります。
お売り頂かずにお手元に保管される場合でも登録証が必要ですので、お客様にはお手続きをお願いしております。 ※銃砲刀剣類登録証のない刀剣類、古式銃砲等の所持は銃砲刀剣類所持等取締法などにより禁止されております。
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登録済みで登録証が見つからない又は紛失してしまった場合には、発見時と同様に所轄の警察署へ届出をし再発行を行って頂いた後の買取となります。
お売り頂かずにお手元に保管される場合でも登録証が必要ですので、お客様にはお手続きをお願いしております。 ※銃砲刀剣類登録証のない刀剣類、古式銃砲等の所持は銃砲刀剣類所持等取締法などにより禁止されております。
買取金額の基準を教えて下さい。
買取金額は品物ごとの流通相場等の弊社リサーチ結果に基づき、付属品や箱、時代や希少度合い等を加算して査定しております。弊社が探している品物であれば、一般的な相場価格よりもより高く査定買取することが出来ます。
出張査定無料となっていますが、査定は無料でも出張料金等は掛かりますか?
査定料金・出張費用・移動経費等の費用は、お取引成立・不成立に関わらず無料です。
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