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中国や朝鮮半島などから伝わったものではなく、日本独自に作られた日本の焼き物とされています。
釉薬を一切使用せず、焼成時の灰や炭などによって色や模様が焼きつきます。また、高温で約2週間焼き締めるためとても堅いのも特徴です。備前市伊部地区が主な生産地であることから、伊部焼(いんべやき)と呼ばれることもあります。
登り窯による焼成は約60時間続き、最高温度は1300度に達しますが、その過程で松薪の灰が器の上に降りかかり、釉薬と融け合って窯変し、異なった色や模様が一品づつ表れるのが特徴です。
たぬきの置物といえば信楽焼きですね。日常雑器も多く生産されています。信楽焼は、土に石英や長石の成分が多く含まれており、それを活かして自然釉薬で焼き上げているのが特徴です。
釉薬を用いずに高温で焼成されるときに薪の灰が器に流れ出し、溶け込む自然釉の風合いで知られています。土には鉄分が多く含まれ、耐火性も強く、表面が赤黒・赤褐色の焼き上がりとなります。
六古窯の中で最も歴史が古い焼き物です。知多半島で採れる鉄分を多く含んだ陶土を使用し、その鉄分を赤く発色させる朱泥の色が特徴です。釉薬などをかけず堅く焼きあげた焼き物です。
鎌倉時代~室町時代までのものを主に古瀬戸と呼ばれています。 かつての六古窯の中では唯一施釉陶器を作った産地です。早くから灰釉・鉄釉の釉薬を使用して、酒器や仏器、食器などの生産を行っていました。
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