中国北宋時代後期、河南省宝豊県清涼寺に位置した宮廷御用品を焼成する青磁窯。
1987年からの発掘調査で、河南省の宝豊県清涼寺の床下で実物と資料が発見されました。
北宋末期(1086年から1186年)御用窯で「五大名窯」の一つです。
汝官青磁は天青色(スカイブルー)と呼ばれる緑がかった淡い青い釉薬が特徴で、青磁では最上級とされました。
現存品はとても少なく、世界で約90点ほどしかありません。
日本では2016年に3点目の汝窯青磁が新たに確認されました。
個人所有でもう1点日本に存在しましたが、2012年香港のオークションで約23億円で落札されました。

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