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【建窯(けんよう)】中国の陶磁器
福建省建陽県水吉鎮の付近にあった窯です。 最盛期は南宋時代で、黒釉のかかった天目茶碗は建盞と呼ばれ、さかんに焼造されました。 曜変天目、油滴天目、禾目(のぎめ)天目などが有名です。 参照:九州国立博物 ...
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【磁州窯(じしゅうよう)】中国の陶磁器
中国河北省磁県を中心とする窯で作られた陶器、又は陶窯です。 素地に白土を化粧がけし、その上に鉄絵や、地になる部分の白土を掻落しの技法により文様を施し透明の釉をかけた陶器など様々な技法により焼造されてい ...
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【鈞窯(きんよう)】中国の陶磁器
河南省禹県で宋~元代に焼かれた陶磁窯、およびその磁器。 この地は明初に鈞州と呼ばれていたため、この名が付きました。 宋代の五大名窯の1つです。 乳青色の釉を厚くかけた青磁で、紅・紫の斑文のあるものや、 ...
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【吉州窯(きっしゅうよう)】中国の陶磁器
中国江西省吉安市永和鎮にあった古窯です。 唐末五代のころから青磁や白磁,黒磁を焼造し、南宋から元にかけての13、14世紀に隆盛していました。 日本では黒釉と黄釉で模様を作る玳玻盞とよばれる天目茶碗が珍 ...
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【越州窯(えっしゅうよう)】中国の陶磁器について
華南地域の浙江(せっこう)省北部一帯の越と呼ばれた地域にあった青磁窯の総称です。 後漢代から南宋代まで約1000年続き、中国陶磁史の骨格を形成しました。 代表的な窯跡では、余姚窯(よようよう)、寧波窯 ...
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【定窯(ていよう)】中国の陶磁器
河北省曲陽県澗磁村で主に白磁を焼いていた窯です。 唐代に始まり、五代の頃には中国北方の名窯とされ、宋代には官窯となりました。 象牙色の白磁が特徴です。宋の五大名窯の1つ。 器を上下逆さまにして重ねて焼 ...
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【耀州窯(ようしゅうよう)】中国の陶磁器
陜西省耀県銅川市附近に分布していた青磁窯です。 唐代から五代には黒釉や白釉、鉄絵陶などが作られていましたが、北宋からは青磁が主流となります。 北宋時代にはオリーブグリーン色の釉、花や唐草など立体的に彫 ...
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【汝窯(じょよう)】中国の陶磁器
中国北宋時代後期、河南省宝豊県清涼寺に位置した宮廷御用品を焼成する青磁窯。 1987年からの発掘調査で、河南省の宝豊県清涼寺の床下で実物と資料が発見されました。 北宋末期(1086年から1186年)御 ...
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【竜泉窯(りゅうせんよう)】中国の陶磁器について
竜泉窯とは 竜泉窯は、中国浙江省竜泉及びその付近にあった青磁の産地の窯。 竜泉青瓷は三国時代(紀元220年~280年)に現れたとされ、初期は紋様が簡単な日用品で「原始青磁」と呼ばれる。 南宋から明代初 ...
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【景徳鎮窯(けいとくちんよう)】中国の陶磁器
景徳鎮窯は、漢の時代から磁器作りが始まったとされている中国を代表する伝統的磁器産地です。 景徳鎮で作られた陶磁器は、日本の伊万里焼やドイツのマイセンなど、世界的に影響を与えた陶磁器の原点とされています ...